
お客さんのポンプ設備がおかしいということで電話がありました。あいにく日曜日で対応できず。メールを頂いていたので夕方に返信させて頂いたところ制御に使用しているスイッチが焼けているということで次の日に現場へうかがいました。
お知り合いの詳しい方が手持ちの物を借り付けされていましたが少し容量が小さいようでしたので交換したほうが良さそうです。ついでにフロートスイッチ等の周辺装置の交換を含め見直すことにしました。
事務所に戻り倉庫をゴソゴソしたところ三菱のマグネットスイッチ(写真)がありました。古いモデルですがそれほど使われてないので捨てずに持っておいたものです。
このまま持っていても仕方がないので軽くメンテして使って頂くことにしました。本当は新品に交換が良いのですが5.5kw対応品くらいになると結構な値段になります。接点を確認したとこまだまだ使えますし周辺装置にお金がかかるので今回はコレを活用いただければと思います。(もちろん中古である事の承諾は頂きます)

モーターは三相200Vの3.7kwですが使用するスイッチは5.5kwと容量的な余裕をみています。
磨いた後の接点ですが多少の凸凹はありますが、このくらいなら問題ありません。ある程度ON・OFFを繰り返せば新品でもこうなります。綺麗でないとダメだ、ってヤスリで削ったりしてしまうと接点表面のメッキが剥がれてしまいます。そうなると溶着等の不具合が出てきますのでヤスリでゴシゴシはしてはいけない行為となっています。
故障したマグネットスイッチには大量のアリが入っていたようで、おそらく使用していない期間に入り込んだと思われ。ブレーカーにもアリとか稀にあるんですよね~。



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